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4. 現場環境下に合わせた材質選定のポイント
腐食環境下でSUS材質を採用する場合には、予め錆が発生することを想定しておかなければなりません。
(濃度) | SUS304 | SUS316 | モネル | ハステロイC | チタン |
---|---|---|---|---|---|
塩酸 | × | × | ◎ | ◎ | ◎ |
硝酸(5%) | ○ | ○ | △ | ◎ | ◎ |
硝酸(50%) | △ | ○ | × | △ | ◎ |
硫酸(5%) | △ | ○ | ◎ | ◎ | ◎ |
硫酸(50%) | × | × | △ | △ | △ |
◎:耐食性に強い ○:耐食性にまあまあ強い △:耐食性に不安あり ×:耐食性はほぼなし
上記はあくまでも目安になります
材質により耐腐食性や費用が大きく変わります。設計技術者は費用対効果を考慮の上、使用環境にあった材質を採用することで、製品寿命や製品メンテナンス期間を長くすることができます。
ホッパーの材料選択における勘どころ
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